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学際知の地平

ポストモダン・ポストナショナル・ポストグーテンベルク・ポストヒューマンな時代に不気味な民主主義を考える

松の内

時事論考

まだ松の内(関東では7日)ということもあり、正月気分抜けやらずといったところではありますが、この年末年始に感じたことを綴ります。

まず、初詣に出掛けたのですが、この時、正月三ヶ日も働いてくれている人がいるおかげで初詣ができるのだなぁと、しみじみと感じました。公共交通機関の人が終夜運航してくれているお陰様なのだとか、警察官もご苦労様とか、特に感じました。神社や屋台の人はそれがお仕事なのだからまだしも、そうでないところでは強く感じました。最近、教え子たちが社会人となり、土曜・日曜・祝日に働く姿に接するにつけ、昔は感じなかったことを感じるようになりました。

申し訳なく感じたことに、元旦から宅配便を利用してしまったことがあります。元日午前中にお届け物がありました。Amazonで僕が年末に注文したものでした。今年からは気を付けようと思います。まさか元日に来るとは思わず、4日以降だろうと思い込んで、いつものように注文してしまいました。

というのも、僕は昔の正月を知っているからです。1980年代に大晦日~元日の終夜運転が始まったと記憶していますが、それ以前は明治神宮伊勢神宮などの特別な初詣客が見込めるところ以外では、終夜運転はなかったように思います。そして、1990年代のカウントダウンが流行り始めたころに最盛期を迎え、今は縮小の方向にあるようです。

そして、終夜運転が特別なことであるように、大晦日~正月三ヶ日は特別で、お店はどこも閉まり、年末に買い出しに行かないとお正月に飢えてしまうような雰囲気があり、また年末の大掃除は隣近所を含め、そこらじゅうで大掃除をして、というような慌ただしい空気が世の中に満ちていました。そして、一段落がつくころに大晦日となり、レコード大賞を見て、紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聞きに近所の寺に出掛け、零時に花火が上がり、全国一様にそうした様子であったと思います。

そうした正月の特別さは薄れ、今や日常なんですよね。他のイベントや大型連休のようなかんじであり、正月の頭一つ抜けたような特別感は薄まりました。初めて終夜運転をする報に接した時の興奮や「特別な日なんだ!」という感動は、今は望むべくもありません。しかし、そうした感動を受けなくなるくらいに当たり前になってしまっていたサービスに対し、教え子が働いているのだという現実を前にしてようやく、感謝する心が芽生えたような気がします。

年賀状も年々減り続け、賀詞交換なども行なわれなくなり、ちょっと寂しい感じすらしてしまう昨今ですが、それでも、「特別な時」に頑張ってくれている人のいることに思いを寄せ、感謝をしながらサービスを受けるように心掛けていこうと思いました。

さて、最後に2016年に予定されていることを挙げておきます。きっと、なんらかのコメントをここで発表することになるかと思います。とりわけ興味のあるものをオレンジ色で表現してあります。

1月

 ・マイナンバーの利用開始(1月)

2月

 ・なし

3月

 ・3月11日:東日本大震災から5年
 ・北海道新幹線の開業
 ・「JR新宿ミライナタワー」が新たな新宿のランドマークとして登場
 ・国内生命保険2位の日本生命保険が、8位の三井生命保険を買収

4月

 ・電力小売り全面自由化がスタート
 ・首都高最低料金510円 ⇒ 300円
 ・東京TYFGと、東京都が最大株主の新銀行東京が経営統合
 ・横浜銀行東日本銀行が経営統合
 ・食肉加工2位の伊藤ハムと7位の米久が経営統合

5月

 ・三重県伊勢志摩主要国首脳会議(G8サミット)開催
6月

 ・公職選挙法改正で18歳投票が開始。(19日)
 ・フィリピン大統領選挙によって新たなフィリピン大統領が選出
7月

 ・第24回参議院議員選挙の実施

8月
 ・新たな祝日「山の日(8月11日)」がスタート
 ・ブラジル・リオデジャネイロ五輪開催
9月

 ・9月11日:ニューヨーク同時多発テロから15年
 ・ファミリーマートユニーグループ・ホールディングスが経営統合
10月

 ・岩手国体開催(10月)

11月
 ・アメリカ合衆国大統領選挙によって新たなアメリカ合衆国大統領が選出
 ・新築地市場東京都中央卸売市場豊洲市場」が開場

12月

 ・なし